国際都市?「ミナミ」
先日、大阪出張の際に「ミナミ」に行ってきた。大阪では梅田周辺を「キタ」と呼び、なんば周辺を「ミナミ」と呼ぶ。ビジネスシーンよりは、遊び(飲食やショッピング)のシーンでこの呼び方をすることが多い。そして、この「ミナミ」でメインの通りが「道頓堀」である。道頓堀川沿いの、なんば駅から日本橋駅までの1区間の通りである。通りの両側には数百の飲食店が軒を連ね、大きくて派手なネオン看板や人形看板が数多くあることで有名である。巨大なカニの看板や「くいだおれ人形」などはテレビなどでご覧になられた方も多いと思う。左の写真はアサヒビールの巨大ネオン看板である。戎橋(通称ひっかけ橋)から見上げるとその大きさに圧倒される。また、くいだおれ人形の影響か、右の写真のような人形も幾つか新しくできていた。
久しぶりにこの街に来て気付いたことがある。それは外国人の多さである。観光客と思われるアジア系の人の多さに驚かされた。私は日本橋駅そばのホテルに宿泊したが、ロビーやエレベーターの中で交わされる言葉を聞いていると日本のホテルに居るとは思えない状況であった。特に中国語が多い。また、道頓堀を歩いていても、やたら中国語の会話を聞く。飲食店を3軒はしごしたが、順番待ちをしていても、レジで並んでいても本当によく中国語を聞いた。東京より多いような気がするが、大阪では観光客が訪れる大きな繁華街が「キタ」と「ミナミ」にほぼ限定され、集中するためにそう感じられるのかもしれない。
「また3軒ですか?」所員の声が聞こえたような気がする。
(所長)
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