アメリカ飲料事情
前回のお約束通り今回は真面目な話題で。先日出張でアメリカに行った際に幾つかのスーパー、コンビニを視察してきました。仕事柄主に酒及びソフトドリンクの売り場を中心に見てきましたが、ソフトドリンク売り場にトレンドの変化を感じました。まだソフトドリンク市場の中心はコーラなどの炭酸飲料が圧倒的に大きく、果汁・野菜飲料、ボトルドウォーター、機能性飲料(主にエナジードリンク)がこれに続きます。しかし健康志向の高まりで「お茶」の売り場が非常に拡大しているのが印象的でした。日本と同様の緑茶もありますが、緑茶に様々なフレーバーを加えたもの、砂糖の入った甘い緑茶、果汁を混ぜた昆布茶(これは不味かった)などなど、様々商品が販売されています。とても日本人の嗜好には合わないと思われる商品も多く並んでいます。
また、オーガニックなどの付加価値を付けた商品もあります。ボトルドウォーターも日本では普通のミネラルウォーターがほとんどですが、そういったミネラルウォーター以外にビタミンが入ったビタミンウォーターや、フルーツや野菜のフレーバーを付けたフレーバーウォーターも非常に多くの種類が販売されています。この分野におけるアメリカ人の健康への意識の高まりを感じました。
しかしながら・・・空港のレストランで、子供の顔ほどのハンバーガーに山盛りのポテト、大ジョッキ並のコーラを軽々と食べて更にデザートを完食する現地の人々。体型はと言えば・・・エコノミー席に入るのかなと思われる人々が。ん〜健康的な飲料もいいが食べる方を改善した方が、と思いながら帰国の途に。
(所長)
© Copyright HAPIKEN. All rights reserved.