巨大なグレープフルーツ・・・?
この巨大なグレープフルーツのような果物をご存知ですか?我が家では、例年年末年始に、九州の実家からこの果物が送られてきます。写真のスーパードライ(350ml缶)と比較してみるとよく分かると思いますが、大きさが子供の頭くらいあります。通常のもので、直径が20cm、重さが2kg〜3kgもあり、さらに、大きいものですと、直径が25cm、重さが4kg(まさにスイカ大!)になるものもあるそうです。
この果物。名前を晩白柚(ばんぺいゆ)といいます。ベトナム生まれのザボンの一種で、熊本県(主として八代市周辺)の特産品です。受粉のしにくさや、台風等による果実の落下等の栽培上の難しさから、生産地や生産量が限られているため、レアな果物の一つとされています。
晩白柚(ばんぺいゆ)の特長は、とても長い日持ちです。1〜2ヶ月置いていても味が変わらないそうなので、我が家では、もらってから暫くの間は、部屋に飾って楽しんでいます。置いておくだけで、柑橘のとてもいい香りがしますし、それに何といっても、お客様で始めてこの果物を見られた方は必ずと言っていいほど“ぎょっ(@_@)!!”となさいますので、冬のインテリアの珍品としても大変重宝しています。
気になるお味の方ですが、果肉はさっぱりした夏みかんと言った感じです。また、白いふわふわした果皮も砂糖漬けなどにしておいしくいただくことができます。見た目、香り、味。どれをとっても楽しめるこの巨大フルーツ、興味のある方は是非一度お試しになってみてはいかがですか?
(Dr.たま)
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